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関東学院大学 建築・環境学部 粕谷研究室

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寺山 宇洋『継ぎ描く暮らしの表象 -街を住み継ぐ住宅更新の可能性-』 (2022年度足立賞/Diploma Design Prize金賞)
作者が高校時代まで家族とともに暮らし、現在は売却されて他者の住まいとなっている以前の自宅を設計の対象として、かつてそこに住んでいた家族の痕跡と、現在住んでいる家族の痕跡を共に刻みながら、家を、そして街を「住み継ぐ」ものに変貌させていくプロジェクトである。戸建住宅の公共性に対する認識が薄く、減価償却を伴う耐久消費財と捉えている現代の我が国において、スクラップ&ビルドによらない持続的な住宅地を形成しながら、そこに「生きられた家」としての個人の痕跡と建築家の作家性をも共存させることは可能かどうか。極めて個人的な地点から走り始めたプロジェクトでありながら、普遍的な問いかけに到達している。


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西澤 美咲『消えそうな記憶を生け捕りにする ~愛着のある家の終わらせ方についての提案~』 (2022年度Diploma Design Prize銅賞)
いつも歩く道にある好感の持てた古い家や樹木が、ある日跡形もなく消えていたとき、誰しもそこで過ごした人々を想い、不思議な喪失感にかられる。作者もかつて愛着を持っていた祖母の家が二年前に解体されたことで、言いようのない喪失感に苛まれた。この感情から目を背けず向かい合うことから、プロジェクトは始まった。通常の卒業設計は新たに建てること、つまり「建築」が主題だが、この計画は住宅の「解体」をテーマとしている。そこに住み、街に開きながら時間を掛けて住宅を解体していくことで、個人の所有物だった家は街の人々のものとなり、穏やかに記憶されていく。解体という行為が創造になり得ることを、このプロジェクトは私たちに示している。 


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伊藤 香音『あなたの地平が傾く瞬間(とき)に 現代の過剰性から「生-私たち-死」の原初的ヘテロトピアへ立ち返る』 (2022年度Diploma Design Prizeノミネート)
未知のウイルスによるパンデミックや戦争など、私たちの周りを取り巻く状況の変化や、「死」に関する情報の過剰さによって本来の「生」が不安定になっているにも関わらず、私たちがそのことに無関心であることから、ミシェル・フーコーによる「ヘテロトピア」、つまり絶対的に異なる価値観を持つ一種のパラレルワールドを可視化することで、本来の生と死の関係に想いを馳せることを目指したプロジェクトである。現実の敷地を想定していない、かつ難解なテーマに最後まで取り組むことによって、見る人が純粋に作品として鑑賞することのできる空間が立ち上げられている。


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小林 真歩『色から考える新たな団地再生計画』(2022年度Diploma Design Prizeノミネート)
横浜市の郊外にある大規模な住宅団地を、「色」をテーマにしてリノベーションするというプロジェクト。色は、子供でも思い描くことのできる初源的なデザイン上の要素であり、それを見る季節や時刻、光の環境によっても、人々の感情に大きく訴えかけるものであるにも関わらず、ごく一握りのアーティスティックなアプローチを除き、これまでの建築デザインは必ずしも、色の問題に真剣に取り組んできたとは言えない。このプロジェクトはこれまでの「無難な色使い」によるアーバンデザインから一歩を踏み出し、新たな風景を生み出す要素としての色の探求を始めていることに特徴がある。


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櫻井 響子『ここで ふたたび ひびきあう ―斎藤分小学校が地域の核になるための提案―』(2022年度Diploma Design Prizeノミネート/建築・環境学部長賞)
作者の出身校であり、統廃合の危機に瀕している母校を対象として、地域に開かれ、地域コミュニティの核となる小学校のあり方を、リノベーションのプロジェクトを通して提案したものである。作者は学童保育のスタッフとして母校にアルバイトで通い続け、一年間をかけて、この場所で変化させるべきものは何か、そして逆に、変えるべきではないものは何かを真剣にリサーチし、考え続け、イラストや年表など様々な形で記録してきた。その結果、通常の卒業設計に比べて設計の手数、つまりリノベーションで手を加える箇所や規模が少ないにも関わらず、極めて説得力のあるプロジェクトになっている。


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新井 悠真『はだかの骨組みに、衣服を着せるように -あの頃とはまた違った新しい多世代交流の空間の創出-』


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石井 匠 『芸術とともに生きる。~白いキャンバスに描かれるストーリー~』


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幸村 咲花 『Grace of nature~環境を映し出す空間~』


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棚橋 志織 『Zaimokuza-002 日常化する公共空間とは』


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松本 ひかり  『ココはま ココで始まるここで交わる スタートアップの役割を持つシェアハウス』


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三上 亮 『クラインガルテン 失われた緑、再生して育みどり』


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三橋 一暉 『交差する集合住宅 パブリックとプライベートの共存』


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渡辺 和士 『水資源を考える道 インフラストラクチャーのとなりで』


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田口 龍伸  『図地反転住宅群』

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College of Architecture and Environmental Design, Kanto Gakuin University